KAT-TUN赤西仁さん(25)のインタビュー時の様子を暴露した有料芸能サイトの記事が削除され、話題になっている。ネット上ではファンの抗議によって、消されたのではないかという見方が出ている。
話題となっているのは、テレビ朝日が運営するインターネットサイト「テレビ朝日芸能ニュース」内に書かれたものだ。このサイトは、芸能ニュースをテレビよりも早くに報じ、芸能人の会見・イベント予定なども掲載されている。その中にある「芸能デスク日記」では、テレビには出ない芸能界のこぼれ話、裏話をワイドショースタッフが書き込んでいる。月額525円で利用できる。
「誰か言ってやってよ、赤西仁…君に!」
問題になっているのは、11月2日に書かれたとされる「芸能デスク日記」の記述で、それがネット上に出回っている。ある男性アイドルの単独インタビュー取材のVTRをチェックしていた時の話だ。
くだんの男性アイドルは取材時、やる気の感じられないコメントを続けていた。とりわけプライベートに踏み込んでいるわけでもないのに、何が気に入らないのか――。筆者はこう感じていたらしい。そして、筆者はこのインタビューは使いどころがなく、できれば「ボツ」にしたい旨も伝えたそうだ。
筆者はさらに、笑顔満開で答えなくともよいが、「自身の仕事のことなんだからシッカリ答えろよ」として、その態度にはがっかりしたと書いた。もっとも、デビュー時の彼には「超A級」が出てきたかと注目していたといい、「誰か言ってやってよ、赤西仁…君に!」と書き込んだのだった。
テレビ朝日系情報番組「スーパーモーニング」は2009年11月8日、初主演映画にあわせた単独インタビューとして報じた。
「読者の指摘を受けたため」とだけ説明
番組ではたしかに、赤西さんは終始クールに、一問一答のような淡々としたやりとりだった。上宮菜々子アナは初主演の意気込みに迫り、会話を盛り上げようとたたみかけたものの、盛り上がりには欠けた。しまいには「ぜひリラックスしていただいて……」と話題を切り替えたのだが、赤西さんは「あの、放送できなくなるけど大丈夫ですか?」と言って、場を笑わせるのみ。放映されたのも2分ほどだった。
一方、「芸能デスク日記」に書かれた該当の記述は現在、削除されている。テレビ朝日広報は「読者の指摘を受けたため」とだけ説明する。ただ、この筆者が11月9日に更新した「日記」では冒頭で、ユーザーからは「うざいっ!」といったメールが寄せられていたことを明かし、「ありがとうございます。精進して頑張ります」としていた。もっとも、2ちゃんねるでは「削除するくらいなら最初から書くな」という声もある。