住友信託と中央三井トラスト 経営統合を正式発表

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   住友信託銀行と中央三井トラスト・ホールディングスは、2011年4月1日をめどに持ち株会社を設立して経営統合することで基本合意した。09年11月6日に正式発表した。

   両社は経営統合により規模を拡大し、「銀行、資産運用・管理、不動産事業を融合した国内最大、かつ最高のステイタスを誇る信託銀行グループ」をめざす。統合後の信託財産の規模は約119兆円で、三菱UFJ信託銀行(約101兆円)を抜いて信託銀行トップになる。

   両社はまず、2011年4月1日をめどに株式交換を実施し、新たな持ち株会社「三井住友トラスト・ホールディングス」(仮称)を設立。そのうえで2012年4月1日をめどに傘下の住友信託銀行と中央三井アセット信託銀行、中央三井信託銀行を統合し、「三井住友信託銀行」(仮称)を設立する。また、住信アセットマネジメントや日興アセットマネジメント、中央三井アセットマネジメントなどの運用関連子会社は、機能別に再編し、持ち株会社が経営を管理する。

   統合比率は今後協議する。人事は、統合時の持ち株会社の会長は住友信託から、社長は中央三井から就任する見通し。統合後の信託銀行の会長は中央三井から、社長は住友信託から就任する予定。

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