アイフォーンがライバルとして台頭
任天堂は今後、新商品も投入する。大画面の携帯型ゲーム機「ニンテンドーDSiLL」(2万円)を11月21日に日本で発売。12月には新ソフト「NewスーパーマリオブラザーズWii」を発売するなど攻勢をかける。
それにもかかわらず、任天堂は今回、10年3月期の業績予想を下方修正した。売上高は従来予想より3000億円減の1兆5000億円、営業利益は同1200億円減の3700億円と、いずれも芳しくないのが現実だ。ゲーム機市場では、ゲーム機としても使える米アップルの携帯電話「iPhone(アイフォーン)」が台頭。ライバルがじわじわと支持を広げていることも業績に影響しているようだ。