九州電力、国内初のプルサーマル原子力発電を開始

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   九州電力は、国内で初めて使用済み核燃料を再利用するプルサーマル原子力発電所(佐賀県玄海町、出力118万キロ・ワット)の原子炉を2009年11月5日午前11時に起動、試運転を開始した。9日から発電を行い経済産業省原子力安全・保安院が原子炉の状況を調査し検査に合格すれば12月2日に通常運転に入る。プルサーマル発電は核燃料サイクル政策の根幹で、当初予定より10年以上遅れてのスタートになる。今後、中部電力浜岡原発、四国電力伊方原発、北海道電力泊原発、東北電力女川原発などで実施される計画になっている。

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