太陽光発電住宅が急増 続々値下げで月一万戸

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新築の受注を増やすための値下げ?

   業界最大規模の値引きをしている大和ハウス。2.5キロワット以上で一律66万円の値引きを7月から実施している。太陽光発電住宅が戸建受注に占める割合は08年度(08年4月~09年3月)が12.6%だったところ、09年7月以降は20%を超えている。

   住友林業でも09年4~6月期は前年同期の1%程度から16%に拡大した。09年4月~2010年3月までの目標は09年5月時点で1000戸だったが、10月時点で1500戸に修正した。

   パナホームは08年度(08年4月~09年3月)に販売した太陽光発電住宅が戸建全体の20%だったが、約2割引になるキャンペーンを行った09年7~9月は50%を占めた。

   ミサワホームは、3キロワットの太陽光発電システムを一律70万円で09年1~9月に販売。09年1~7月の受注は1000戸を超え、08年の700戸を超えた。

   しかし、手放しで喜んでばかりもいられないようだ。

「戸建全体での受注は依然として前年を下回っています。不景気で住宅市場の冷え込みが厳しく、少しでも新築の受注を増やすために太陽光発電システムの値下げを実施しましたが、それ自体では持ち出しになることもあります。建物側でなんとか利益を出していきたい」

ミサワホーム広報担当者はこう話している。

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