「民主党公約と矛盾するのでは」質問に答えず
また日本郵政の次期社長に内定した斎藤次郎氏(元大蔵事務次官)について、小沢幹事長は
「非常に腹のできた、優秀な次官だったと思っている」
と肯定的に評価。斎藤氏が小沢幹事長と非常に親しい関係にあると伝えられている点については、
「いろんな話があるが、私は報道の前日に話を受けただけ」
と人選への関与を否定。そのときの、亀井静香郵政・金融担当相とのやり取りについて次のように話した。
「(亀井担当相から話を聞いて)『政府部内は全部それでいいのか、了解なのか』という一言を申し上げました。そうしたら、『そりゃ、みな了解だ』ということだったものですから、それ以上は私の立場からはとやかく言うあれじゃありませんので、『ああ、そうですか』と申し上げました」
記者からは「脱官僚という民主党の公約と矛盾するのではないか」という主旨の質問も出たが、それについては明確には答えなかった。