楽天リサーチと楽天が運営するオンライン書店「楽天ブックス」の調査によれば、書籍・雑誌を1ヶ月に「ほとんど読まない」人が書籍で42.3%、雑誌で40.2%と、共に大多数を占めた。
書籍を「ほとんど読まない」の回答のうち最も多いのが、男性40代で53.0%。次いで女性30代(52.0%)、男性30代(47.0%)と続いた。雑誌は「ほとんど読まない」が最も多いのは、男性10代で48.0%。女性は10代が28.0%で20ポイントの差が付いた。若者の活字離れが言われて久しいが、30~40代もその傾向があることが分かった。
「書籍・雑誌を読む時間」の変化を聞いたところ、2-3年前と比べ「減った」(「やや減った」と「かなり減った」の合算)は書籍で40.6%、雑誌で41.6%だった。女性30代の読書時間の減少が、全体平均より10ポイント以上高い。一方、男性10代~20代及び女性10代は、「かなり減った」が全体平均より10ポイント以上低く、比較的読書時間を確保している。
今回の調査は、2009年8月31日から9月1日にかけて、楽天リサーチ登録モニター(約170万人)の中から、全国の15~69歳の男女計1,200人を対象に行った。