マウンテンありバレーありの人生
ルー大柴「不遇」の10年を語る

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ネットは「みんなトゥギャザーだ」って勇気づけてくれる

―ブログをはじめ、ネット活用にも積極的ですね。投稿サイト「リグレト」のキャンペーンで、ルーさんは日々のヘコんだことを投稿していますが、閲覧者からのなぐさめのコメントにはすべて目を通していますか。

ルー大柴 見ていますよ。おもしろいですよね。人間ヘコむわけじゃないですか。ダウンしている(落ち込んでいる)時にサイトは力づけてくれるわけじゃないですか。そういうのってありがたいですよね。ネットのおかげで、知らない人たちのコメントもキャッチできる。こんな人もいるんだな、自分もがんばらなきゃなって。僕だってそういうことあったよって聞くだけで、和みますよね。勇気づけてくれるというか、僕だけじゃないんだ、みんなトゥギャザー(一緒)じゃないかってね。

―舞台やテレビと、ネットが違うところはどういうところですか。

ルー大柴 非常にディフィカルトな(難しい)質問で、今、どうしようかなって考えているんだけども(笑)。ステージ(舞台)に関しては、お客様と演者が接近しているから、ピンと張り詰めた緊張感があるけれど、ネットはいつでも見られるし、空気がまろやかな感じがします。舞台は言うことも決められてるけど、ネットはその時に思ったことをリラックスして書けるでしょ。

―ブログはいつ、どのようにして書いているんですか。

ルー大柴 空いた時間にマイハウス(自宅)でやっています。まず紙にテーマを考えて書いていくわけですよ。それからパソコンに打ち込んで、終わってから絵文字を入れるので、3工程あります。私、初老なんで、早いときは5時起きでやっていますよ。そうじゃなきゃ間に合わない時もありますし。朝の方がスキッとする場合もある。若い人は毎日やってるけど、僕は5日おきにやってますね。

―ルーさんが今後、芝居やテレビ以外でやってみたいと考えている仕事はありますか。

ルー大柴 歳も経てきていることですし、社会に貢献できる仕事に携わっていきたい。環境活動のMOTTAINAI運動や富士山の清掃、ボランティアとか、みんなとトゥギャザーできるものがあれば、いつでもどこでも行きたい。みんなが幸せになって、楽しくなるような社会貢献ができればいいなと思っています。

ルー大柴さん プロフィール

   1954年1月14日、東京都新宿区生まれ。趣味はドジョウ、メダカ、ヤゴなどの水辺の生き物の捕獲と飼育。切手、葉書集め。おいしい立ち食いそば屋探し。アクセサリー作り。茶道。座右の銘は「恥かけ汗かけ涙しろ!」。

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