ANAとの提携カード
これを「入口」にすそ野広げていく
AMEX中島好美副社長に聞く

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 海外に強く、事故対応も素早いのが魅力

―― AMEXカードの魅力はどこにありますか。

中島 いろいろあるのですが、まず海外に強いカードだということ。海外旅行の機会が多い方ほど使い勝手のよさを実感していただけるはずです。商品を購入したときの補償、カード紛失時の対応、手厚いトラベルサービスなども強調したいですね。緊急時のコールセンターへのつながり具合などは、どこよりも早いと自負しています。
   また、当社にはお客様を守る責任があります。事故や不正利用でお客様に被害が及ばないように日頃から注意を払っています。たとえば海外で変だ、と思われる利用があったとします。すぐにお客様に電話を入れて、カードの使用履歴などを確認させていだたきます。事故を未然に防止するため、国内外を問わず、できる限り素早い対応を心がけています。

―― 最近は年会費無料を打ち出しているカードがあります。とりわけ若い人にとって年会費は負担になりませんか。

中島 カードを利用する人はどこに価値を見出すのか。これがポイントです。マイレージだったり、旅行先でのサービスだったり、各種の保険に対してかもしれない。そのどれでもいいのです。何かのサービスに満足いただけたら年会費を払ってでも、そのカードは使っていただける。若い人でも同じですね。

―― 今後も、提携カード発行に積極的に取り組む?

中島 カード会員のすそ野拡大のため、提携カードの発行は今後も考えていきます。提携はお見合いみたいなものですが、相手に選んでもらえるよう、AMEXのブランド力、質の高い商品やサービスに磨きをかけていくことが重要になります。

中島 好美(なかじま・よしみ)

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル,Inc 個人事業部門 マーケティング担当 副社長

   1980年早大法学部卒、安田信託銀行(現みずほ信託銀行)入行。その後、ディスニーホームビデオジャパン、電通ワンダーマンダイレクト、シティバンクN.A.個人金融本部、ソシエテ・ジェネラル証券を経て、2002年にアメリカン・エキスプレス・インターナショナル入社。トラベラーズチェック部門のヘッドを務めた後、社内公募制度にチャレンジし、03年から現職。

   プライベートでは早朝ウオーキングを欠かさず、1日1万5000歩を心がけている。東京都出身。

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