岡田監督「もう、二度と出ねえ」 過激インタビューの一部始終

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   サッカー日本代表チームの岡田武史監督が、試合終了後のテレビインタビューを拒否するという前代未聞の事態が起きた。翌日になって、サッカー協会は、中継局のTBSの番組でのインタビューの質問に「遺憾な部分があった」ことが取材拒否の理由だと説明した。一体どんな中身だったのか。

   岡田監督がインタビューを拒否したのは、2009年10月14日に宮城スタジアムで行われた、国際親善試合の「キリンチャレンジカップ」。この試合で日本代表はトーゴ代表に5-0で圧勝し、岡田監督就任後の通算成績は20勝5敗9分けとなった。試合の中継はTBSが担当。通常ならば、試合終了直後には、監督の「喜びの声」が聞けるものだが、今回の中継では、そうではなかった。

監督インタビューの権利あったのに拒否される

   試合終了のホイッスルが鳴ってから放送終了までは7分ほど時間があり、試合中にゴールを決めた岡崎慎司選手や本田圭佑選手など4選手が次々にインタビューに応じた。ところが、岡田監督は、試合直後に関係者と握手をしたのを最後に、中継映像で大映しになることはなかった。テレビ局はサッカー中継にあたって、多額の放映権料を支払っており、その契約の中には試合直後の選手と監督にインタビューする権利まで含まれるのが一般的だ。この点でも、インタビュー拒否はサッカー中継としては前代未聞の事態だ。

   主催者のサッカー協会でも、このことを異常事態だと認識したのか、翌10月15日には、スポーツマスコミ各社を集めて事情説明を行った、この場で、松田薫二広報部長は、TBSのサッカー番組での同監督に対する質問について

「(監督が)遺憾に思っている部分があった」

ことがインタビュー拒否の理由だと説明。具体的には、選手選考に関連する部分が問題視されたことを明かし、

「選手選考に関わる部分は、監督の専権事項で聖域。岡田監督は確固たる信念を持っており、それを監督に当てた(質問した)」

などと釈明。いわば、「聖域を侵したことが監督の逆鱗に触れた」ということのようだ。では、インタビューは、どのように「聖域を侵した」のか。

   このインタビューは、10月3日深夜(4日未明)TBS系で放送されたサッカー番組「S☆1スパサカ」で行われたもの。当日のラ・テ欄には「岡田監督に今まで聞けなかった話」とあり、インタビューが番組の主な内容であることが分かる。

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