日本銀行が2009年10月13日に発表した9月の貸出・資金吸収動向（速報）によると、銀行（大手銀行、地方銀行、第二地方銀行）の貸出残高（月中平均）は、前年同月比1.7%増の401兆9935億円となった。
内訳は、都銀・信託が同0.6%増の208兆7441億円、地銀・第二地銀が2.8%増の193兆2494億円だった。都銀・信託、地銀・第二地銀の増加率はともに0.2ポイント縮小した。
また、信用金庫は同1.3%増の63兆4383億円だった。
一方、CP（コマーシャルペーパー）の銀行等引受残高は、9月末残で31.0%減の10兆2428億円となった。12か月連続で前年同月を下回った。