「2匹目のツイッター」を狙え! 類似「つぶやきサービス」続々登場

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本家ツイッターはモバイル版をリリース予定

   ツイッターに続けとばかりに、続々と類似サービスがリリースされているが、勝算はあるのだろうか。10月9日出版の新書『ツイッター140文字が世界を変える』(毎日コミュニケーションズ)の共同著者の一人、いしたにまさきさんは、

「ツイッターはスタート開始から3年かけてじわじわとユーザーを拡大してきて、今年ブレイクした。機能はコピーできても、ユーザーはコピーできない。いまから本家ツイッターをひっくり返すのは難しいのではないか」

と否定的な見方だ。だが、新サービス「ピモテ」を運営する永上さんは、

「アメリカに比べると日本でのツイッター利用者はまだまだ少ないし、ネットでは『二番煎じが強い』という法則もある。ユーザー獲得のチャンスは十分あるはず」

と強気な姿勢を崩さない。実際、ネットレイティングスの調査によれば、09年8月のツイッター訪問者数(PCのみ)は230万人で、アメリカの2460万人の10分の1にすぎない。09年6月から始まった日本でのツイッターブームはまだ続いているため、うまく差別化をはかれば「第2のツイッター」になれるかもしれない。

   このような第2勢力の動きに対して、本家ツイッターも手を拱いているわけではない。09年10月から11月にかけては、携帯電話向けの公式サイトがオープンする予定だ。サイト開発を担当しているDGインキュベーション投資事業開発部の枝洋樹(えだ・ひろき)マネージャーは

「ツイッターに似たサービスも含めて『つぶやく文化』がネットで広がっていき、最終的に『ツイッターが一番面白い』と思ってもらえたらいい」

と話している。

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