ジャージやジーパンで授業 教師の服装「これでいいの」

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教師の服装について規定はない

   ネット上ではこの話題に対し、「場面によりけりだが、常にジャージーはやめろ。Tシャツジーンズ位はいいのでは?」「仕事なんだからせめて襟付きは着るべき」「その都度、着替えればいい」「教師も制服にしちゃえよ」といった意見や、反対に「ジャージとかジーンズでいいじゃん。特に小学校の教師は汚れやすいから、ラフな格好のほうがいいぽぃ」「小学校の先生とかスーツだったら仕事にならないだろな」といった書き込みがあった。

   gooニュース畑に寄せられたコメントでは、「教師のジーンズ、ジャージ着用」に賛成するのは41%、反対するのは33%という結果だった。ワイシャツの袖口がチョークの粉で汚れてしまうし、大きな動きをとることも多いためにスーツでは動きづらい。こうしたことから、ジーンズやジャージには合理性もある、と考えている人もいた。

   大阪府教育委員会によると、教師の服装について、規定、ルールを定めているわけではないという。教職員人事課は「仕事をする上での一般的な服装ということでは伝えている。問題がある場合は学校長が指導するようにしている」という。もっとも、「服装の乱れが蔓延しているのであれば、対処などを検討しなくてはならない」と話している。

   一方、前出の吹田市議会議員・神谷さんによると、橋下知事に対しては今回、教師の服装と学力の関係を明らかにする調査を要望したというが、まずは議員らが他府県の状況を調べることになっているそうだ。神谷さんは「知事にとっても(教師の服装と学力の関係が)今までにはなかった視点と言うことで興味を持ってくれたようです」。

   また、貝塚市議会議員・田中がくさんは、こうも話している。

「子どもの学力と朝食の欠食の相関関係は指摘されているところですが、神谷議員の話も聞いて、教師の恰好と学力には、なんらかの関係があるのかもしれない、と思いました。大阪府は学力テストの結果が低迷していますから、もしも学力が上がるのであればやってみようよ。こんな働きかけをしていきたい考えです」
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