「優先順位が低い質問だから答えられない」
当時はインターネットをどうやって政党のPRに使うかの模索を始めた時期。当時の小泉内閣は小泉首相のメールマガジンの配布を01年6月14日から始め、登録者は3週間で200万人を突破した。民主党はこの対抗策として、鳩山首相をチャットに登場させた。しかし、この日のチャット登録者数は6200で、自民党と大きく差があった。
「2ちゃんねる」には09年9月29日頃から「鳩山首相、『好きなサイト』に『2ちゃんねる』挙げていた」と題するスレッドが複数立ち「祭り」に発展。そこには、
「鳩山さんいるんでしょ、出てきなよ」
「どうせ宇宙人と交信しようとか、そういうオカルトの板に住んでるんだろ」
と書き込まれている。
鳩山首相は本当に「2ちゃんねらー」なのだろうか。鳩山首相の衆議院事務所に何度も問い合わせてみたが、秘書は、
「こういう質問は、事項としては優先順位が低いため、確認してお答えするのは難しい」
ということだった。