重大な医療事故、「必ず公表」が21%

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   全国医学部長病院長会議は、全国の国公立、私立の80大学病院に院内医療事故対策に関する調査を行った結果を2009年9月30日に公表した。後遺症が出る重大な医療事故については、すべての大学病院が「基本的に公表を原則」としているものの、調査では「事例によって公表している」が78.8%、「必ず公表している」が21.3%の回答だった。

   これについて医学部長会議の担当者は、

「われわれは医療事故を公表していこうと取り組んでいて、すべての大学病院が公表すると答えています。ただ、必ず公表するか、という質問は大学病院によって受け取り方が異なるので、このような回答結果になってしまいました」

と説明している。

   調査は09年4月22日~5月18日に実施し、80病院すべてから回答を得た。

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