民主政治団体の疑惑支出続々

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   民主党議員の政治団体が政治活動費としてキャバクラなどへの支出を計上していた問題は、さらに拡大する様相をみせている。総務省が2009年9月30日夕に公開した08年の政治資金収支報告書によると、江田五月参議院議長ら4人に計66件、77万円余の同様の支出があったことが分かった。調査報道を続ける毎日新聞が10月1日、紙面で明らかにしたものだ。

   それによると、江田議員の資金管理団体「全国江田五月会」は、韓国女性が接客する「韓国クラブ」など3店に計24万円余りを支出していた。このほか、松野頼久官房副長官、川端達夫文部科学相の資金管理団体と、直嶋正行経済産業相の政治団体もクラブなどに支出していた。

   この問題について、鳩山由紀夫首相は30日夕、記者団の質問に対し、「政治家は襟を正さないといけない」と述べた。また、各議員の説明責任にも触れたうえで、政党交付金の飲み代支出を禁じた民主党の内規に従っていないと判断された場合は、なんらかの処分を行う可能性も示唆した。

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