「お好み焼き」は「おかず」なのか 関東VS関西で熱い論争

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   お好み焼きとごはん(白米)を一緒に食べるか否か。関西出身者と関東出身者の間で意見がわかれ、ネットでも議論になっている。関西人にとってキャベツ、卵、豚肉など入っているお好み焼きは栄養のあるおかずで、「お好み焼き定食」もある。しかし、関東人にはお好み焼きはごはんと同じ炭水化物という扱いで、一緒に食べるのが「信じられない」という。

お好み焼きはおかずにも主食にもなる

   大阪出身の会社員男性(26)は、

「家でお好み焼きを作る機会が多く、その時はごはんと味噌汁を一緒に食べます。お好み焼きはおかずにもなるし、主食にもなります」

といっている。ちなみに大阪名物のたこ焼きも、ごはんと食べることがあるそうだ。

   真っ向から対立するのは、関東出身の男性(24)。

「大阪の友人と一緒に都内のお好み焼き屋に行った時に、友人がメニューに載っていないのにごはんを注文していました。お好み焼きとごはんを一緒に食べる人を初めて見ましたが、信じられません」

   ネットでも議論になっている。

   「お好み焼きはどう考えてもおかずでしょ」「どこの家でも普通ですよ。普通って言うより常識」「お好み焼き定食は、安くお腹を膨らませたいときは食べます」というのが肯定派の意見で、関西出身だと名乗る人に多い。

   一方、否定派は関東出身者に多く、理由は「炭水化物と炭水化物の組み合わせだから」。お好み焼きにはキャベツ、卵、山芋、豚肉、海老といろんな具材が入っているが、主成分は小麦粉(炭水化物)だ。

   09年1月から放送しているサッポロ生ビール黒ラベルのCMでも、お好み焼きとごはんを巡り、俳優の西田敏行さん(福島出身)は「炭水化物に炭水化物」といい否定派なのに対し、お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さん(岡山出身)は「ラーメンライスと一緒」と反論するシーンがある。

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