鳩山首相実は マンガ・アニメ「大好き」人間だった

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   鳩山由紀夫首相はマンガやアニメが大好きで、オタクだったらしい。こんな話が広がっている。民主党幹事長時代にオタク雑誌のインタビューを受け、大学生の頃は「少年マガジン」「少年サンデー」を愛読、アニメで好きなのはジブリの映画だったと明かしている。そして「日本人の大切な部分を、マンガやアニメを通じて取り戻してほしい」とも訴えていた。

アニメで好きなのはジブリの映画

鳩山首相は「オタクエリート」の表紙になっていた
鳩山首相は「オタクエリート」の表紙になっていた

   鳩山首相のインタビューが掲載されているのはマンガやアニメのオタクのための雑誌「オタクエリート」(No,01、2005年12月28日発売号)。その中で、マンガを読むようになったのは母親から「買い与えてもらった」のがきっかけで、小学校時代は「少年クラブ」を弟の鳩山邦夫氏と一緒に読み、連載していた「ロボット三等兵」が兄弟に多大な影響を与えた、と明かしている。中でも、船を沈没から救った恩のある大ダコを食べるシーンが衝撃的で、兄弟共にタコが食べられなくなった、という。

   漫画に熱中したのは大学生の頃。「少年マガジン」「少年サンデー」を愛読、「ガロ」も回し読みしていた。また、このインタビューを受けた当時好きだったのは、「週刊少年ジャンプ」に連載されていた「I"S」。息子が読み終わった本の中で見つけ、毎週『I"S』だけ読んでいた。じれったい恋愛マンガに心がドキドキ、男の心理を上手く捉えているマンガだとし、

「女性もこれを読んで男心を勉強するといいかもしれません」

と語っている。

   アニメで好きなのはジブリの映画で、監督の宮崎駿さんは哲学者のような人だと評している。自然と人間を実に上手く描いていて、

「環境問題なんかを考える時、あの人なんかはうってつけの人物じゃないかな」

としている。

   ちなみに、好きなマンガのベスト5は、「ロボット三等兵」「虹色のトロツキー」「ゴルゴ13」「三国志」「加治隆介の議」。アニメのベスト5は「千と千尋の神隠し」「もののけ姫」「ドラえもん」「鉄腕アトム」「サザエさん」だそうだ。

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