任天堂は2009年10月1日から家庭用ビデオゲーム機「ウィー(Wii)」の価格を5000円値下げして2万円にすると、9月24日に発表した。同機種の値下げは06年12月の発売以来初めてとなる。
Wiiは全世界での累計出荷販売台数が5200万台を超える人気機種だが、09年4月~6月の販売台数が前年同期の半分以下に落ち込むなど、売れ行きが鈍化していた。また09年9月には、ライバル機種のソニー・コンピュータエンタテインメント「プレイステーション3(PS3)」や米マイクロソフト「エックスボックス(Xbox)360」が相次いで値下げされており、今回の価格改定でライバル各社に対抗する狙いがありそうだ。