インターネットの登場によって、新たな言葉が急速に拡大している。そんな中で、gooランキングでは「よく見かけるけど意味がわからないインターネット用語」を取り上げている。このランキング、わかる人はどれほどいるのか。ここまでくると日本語じゃねぇよ――そんな声もある。
「JK」は「女子高生」ではなく「常識的に考えて」
NTTレゾナントが運営する「gooランキング」は2009年9月14日、「よく見かけるけど意味がわからないインターネット用語ランキング」を発表した。それによると、トップ3には、次第にウィルスに感染される様子をあらわしたものとされる「かゆ うま」、信憑性は高いが本当かどうか分からない話を指す「最中(もなか)」、プロ級の腕を持つ人を称する「野生の~」がランクインしている。
4位以下には、「やる夫」「JK」「情弱」「スイーツ(笑)」「リア充」「中二病」「wktk」と並んでいる。ネットに精通していない人にとっては、全く何のことなのか意味がわからない言葉だ。ちなみに、「JK」とは「女子高生」のことではなく、「常識的に考えて」のアルファベットの頭文字をとった。ネット掲示板「2ちゃんねる」でよく見かける「スイーツ(笑)」は気取っていることを指し、「リア充」は実生活が充実していることを意味する。「情弱」とは情報弱者のことである。
このランキングに対して、SNS「mixi」の日記には、「上位に行くほどわからない言葉が多かった」「2位だけしらん」「日本語って本当に難しい」「ここまでくると日本語じゃねぇよ」「意味は分かったけど…どう使えばいいのかわからない」などと約2000件が書き込まれ、話題となった。