女性客取り込み、客単価を上げる狙いも
日本フードサービス協会によると7月の外食売上高は全体で前年同月比1.8%減で依然として厳しい。ファーストフードは同比2.0%増だったが、ファミリーレストランは5.2%減、パブ居酒屋は4.5%減だった。
相次いで小さめサイズを投入している背景には、女性客や子連れ客を取り込むほか、サイドメニューとして提案することで客単価を上げる狙いがありそうだ。
ゼンショーが展開する牛丼チェーン「なか卯」で親子丼のミニサイズ(390円)を2月に発売したところ、OL客が増えたという話もある。しかも小うどん(200円)と一緒に注文する女性が多く、「ミニミニセット」と呼ばれて密かなブームになっている。