2002年のTBS系「ザ!激闘!大家族!!」シリーズに出演し、家族を支える奮闘ぶりが反響を呼んだ青木あざみさん(21)。ここに来て、不幸な出来事が次々に発覚している。幸せがなかなかつかめないためか、ブログでもコメントなどに逆ギレしているようだ。
雑誌に、衝撃の家族関係を告白?
失跡した母親代わりに、父親と6人兄弟の世話に奮闘する娘が、青木あざみさんだった。家族みんなで母親探しをする番組内容は、視聴者に感動を与え、あざみさんが16歳で出産するなどの続編も2006年まで制作された。竹書房から2冊本を出し、同年発売の「まっすぐに。」は40万部のベストセラーに。
その後は、大きな話題がなかった。が、ここに来て、雑誌に、衝撃の家族関係を告白する記事が掲載され、ネット上では、連日大騒ぎになっている。
口火を切ったのが、09年8月7日発売の漫画ムック「実録!体験談 地下社会のタブー」(コアマガジン刊)。「暴露取材!大家族青木家のドロドロ正体」との見出しで、父親から性的関係を迫られ、14歳で最初の出産をしたという告白内容が漫画で描かれている。また、9月3日発売号の「女性セブン」には、「青木家長女 『父からレイプ』告発の行方」というインタビュー記事が載っている。
もしこれが本当だとすると、テレビ番組の美談が根底から崩れることになる。
そして、あざみさんには、また不幸が訪れた。09年7月に電撃結婚したというとび職の夫(21)が埼玉県警に出頭して、死亡ひき逃げの疑いで9月7日に逮捕されたというのだ。
あざみさんは、女性週刊誌などでの告白が批判されたのか、自らのブログ「リアル」で「お前こそゴミだよゴミ女だよ」などとピリピリした反応をみせた。夫の逮捕後には、「旦那わパクられてないよ 用事があって遠出してるだけです」と強がったものの、ネット上の批判に晒され、さらに逆ギレした。
「旦那がパクられたから何?」
「旦那がパクられたから何?」
「旦那の事チビ達の事には、一切も-ふれないで!!旦那は旦那でちゃンと反省してンだカラ!!」
青木あざみさんは、ブログのエントリーで、ひき逃げが悪いことだと認めたうえで、こう反論した。
ただ、最愛の夫に裏切られた形になったのがつらいらしく、弱音も漏らしている。
「なンで逃げたの?あのまま救急車呼ンでればこンな事にならなかったのに…」
「あざみも知ってたみたいな事言ってる人いるけど、最後の最後まであざみは何も知らなかった…」
もっとも、ブログはコメントが100件以上も相次いで炎上状態になり、現在はパスワードがないとアクセスできないようになっている。
あざみさんが父親とのことを告白したことについても、真実ではないのではないかと一部では報じられている。
告白当時を知る出版関係者は、取材に対し、こう明かす。
「本人が売り込みに来ましたが、夫の携帯電話番号が連絡先になっていました。本人は携帯を持っておらず、連絡先もありません。しかし、なぜ告白しようとしたのかの動機については、よく分かりませんね」