千葉県は2009年9月9日、同県の不正経理事件にからみ、7億円を管理職やOBら5400人に返還請求する事を決めた。事務用品の架空発注などを繰り返し、5年間で約30億円の不正経理を行っていた。事務用品への架空発注などで業者に預けているプール金が約4億1800万円に上ることも判明した。
森田健作知事は同日、十数人の県幹部らとともに「二度と起こさない、やらせないというのが私の責任」と深々と頭を下げた。不正な経理処理で購入した物品の中には青少年健全育成のためとして購入したゲーム機「プレイステーション2」もあった。