ペッパーランチ対応に不信感 社長ブログも炎上の「ピンチ」

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「客が大幅に減ることはないのでは」と店側

   食中毒発生に対し、ペッパーフードサービスは2009年9月7日になって、ようやく全国の187店の休業に踏み切った。また、8日には、ホームページ上に「お詫び」文を載せ、今後、角切りステーキの販売をしないと明らかにした。また、ほかのステーキについても、生での提供を中止し、食べられる程度に加熱してから出すとしている。

   同社では、「当初の認識が間違っていたわけではなく、食中毒が拡大して状況が変わったため」と説明している。

   O157による食中毒の被害は8日夕までに、同社によると、全国の16店26人に広がり、うち角切りステーキが原因とわかったのは4店13人に上っている。食中毒については、同社に6、7日だけで、「食べてお腹を壊したが大丈夫か」「何もないけど心配で」などと計60~70件の声が寄せられた。

   ペッパーランチでは、過去にレイプや傷害といった事件が起きているだけに、度重なる不祥事に批判もあるという。一瀬邦夫社長のブログには、コメントが300件ほども寄せられ、炎上状態になっている。

   同社では、9日にも営業を再開したいとしているが、来店したくないという厳しい声も多い。今後、どうしていくのか。

「お客さまの声は、真摯に受け止めて対応しています。しかし、今回は、加工工場の過失割合が高いようです。『運が悪いね、頑張れよ』といった声も寄せられています。食中毒発生後も客が大幅に減ることはなかったので、再開してもそれほど変わらないのではないかと思っています」
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