第一生命保険の傘下で、銀行や証券会社の窓口販売を専門とする第一フロンティア生命保険は総額200億円(1株1億円)の増資を、2009年9月11日に実施する。
第一生命保険が115億円、損害保険ジャパンが85億円を引き受ける。増資後の資本金は1850億円。第一生命の出資比率は現行の93.9%から90%に下がり、損保ジャパンは6.1%から10%に上がる。
第一フロンティア生命は、個人向け年金保険などの貯蓄性の高い保険商品を、銀行などを通じて販売している。事業は順調で、増資によって今後の事業拡大と財務基盤の一層の強化を図る。