大学3年生の就職活動早くも激化 インターンシップに応募殺到

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「秋前にできることと言えばインターンしかない」

「新卒採用がやばい感じだということはわかってる。でも、秋前にできることと言えばインターンしかないので、とりあえずインターンをやるしかない、という空気です」

   早稲田大学3年生の男性はこう説明する。自身も日本たばこ産業や、大日本印刷、帝人といった大手企業のインターンシップに応募したが、書類選考や面接などで落とされてしまった。

「インターンは採用に直結しないと言っている企業もあるけど、それも分からない」

なので、インターンシップといえどもウカウカしていられないというわけだ。

   また、2ちゃんねるの就職板にはインターンシップについて、

「大同生命満席早すぎ」
「丸紅まだ連絡きてないひと挙手」

といった焦りの書き込みがあるほか、「インターン全落ち組が集まるスレ」というスレッドも立った。就職活動が本格化する前だというのに、早くも重たい雰囲気が漂っている。

   リクルートによると、09年3月卒の学生の約4人に1人に当たる24%がインターンシップを経験したと回答、年々増加の傾向にある。

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