9月1日は防災の日。野村総合研究所の調査によると、近い将来自分が「大規模な地震に遭遇すると思うか」との質問に対し、肯定的な回答が57.0%で、否定的な回答は13.8%だった。また、大規模な地震に遭遇した場合、「自分の住宅が甚大な被害を受けると思うか」では、肯定的な回答が53.2%で、否定的な回答の15.9%を大きく上回った。
一方、「住宅の耐震改修」について聞いたところ、「耐震改修が必要」と考えている人が44.8%で、「必要だと思わない」が10.5%、「必要かどうかよくわからない」32.3%、「あまり興味が無く、考えたことがない」12.4%になった。
「耐震改修が必要」だと思っているにもかかわらず、「実施していない」もしくは「実施の予定がない」という人に、その理由を聞いたところ、「耐震改修費用の負担が重いから」という回答が最も多く、57.4%を占めた。
調査は2009年8月1日から2日にかけて、全国の2,500人にインターネットでおこなった。