「週刊新潮」の酒井法子逃走報道 「事実無根」とサンミュージック抗議

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   覚醒剤取締法違反の罪で酒井法子被告が起訴されたことに対して、所属事務所のサンミュージックは2009年8月28日に記者会見を開いた。その際、相沢正久社長は報道陣から、「事務所として逃走を把握していたという報道もあるが」と問われ、「あの問題に関しては怒り心頭」と語気を強め、報道した出版社には抗議文を送った、と明かした。

「所属事務所は(酒井被告の)居場所を知っていた」

「元々の発端は某週刊誌だと思うんですよ。我々はあの問題に関しては怒り心頭に発しています」

   相沢社長の言う「某週刊誌」というのは「週刊新潮」だ。同誌9月3日号には、関係者の話として、「相沢社長は何も知らないような顔で会見していますが、とんだ茶番です」「酒井を保護していることはちゃんと伝えてあった」など、酒井被告の逃走期間中、所属事務所が居場所を知っていたとする証言を掲載している。

   記事中でサンミュージック側はこれを全面否定しているが、相沢社長は8月28日の記者会見で改めて、冒頭のように「怒り心頭」だと訴えた。会見では、あの状況で、居場所がまったくわからず、当初は酒井被告が子どもをつれて失踪していると思っていた、とした。人命尊重を考え、捜索願を出したという趣旨の説明だった。

「まったくの作り事だと断言できます」

   その上で、相沢社長はこう話した。

「茶番だというのは、愚弄しているというか、許せない」「出版社に厳重な抗議文を出させていただきました。あれ(記事)に関してはまったくの作り事だと断言できます」

   週刊新潮編集部はJ-CASTニュースの取材に対し、「抗議文が来ていることは確認している。記事に書いてあることがすべて。対応についてはこれから検討する」としている。

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