ミクシィでは参加者1万3000人のコミュニティー
さらに同特集では、東京都と大阪で「街角ウォッチング」を敢行。
「アムロちゃんに憧れて」「幸せになるためにお守りとして」
といった声があがっており、一般人にも広がりつつある様子がうかがえる。
ネット上を見てもタトゥー人気は同様で、例えば大手SNSのミクシィ(mixi)では、タトゥーや刺青に関するコミュニティーが多数存在する。中には、参加者が1万3000人を超えるものもあり、利用者どうしが龍や鯉、般若などの模様を披露し合っている。中には、「まだ途中ですが…」というものも多く、模様が完成するまでのプロセスを楽しんでいる様子もうかがえる。書き込みによると、数万円程度で入れることが出来る様子だ。
ただし、タトゥーをめぐっては、18歳未満に対して彫ることは都道府県の青少年保護育成条例で禁止されており、違反した彫り師が、しばしば逮捕される。プールや飲食店で入店を断られるケースもある。また、一度入れると、消すのは極めて困難だという。消すためには、レーザーを使う方法や、肌の表面を削り取る方法などがあるが、痛みをともなう上、保険が適用されないため、費用も数十万~数百万と高額だ。タトゥーを入れる際には、慎重な決断が必要だと言えそうだ。