賛同を得られた政策から順番にランキング表示
一方、国民が参加する新しい政策の実現を政党に働きかける「パクト・ドットジェイピー」が実施している総選挙向けの特別企画は、「マニフェスト品評会」。ふだんは自らが実現したい政策を提案したり、他の利用者が提案した政策に対して賛意を投じたりするサイトで、高い支持を得た政策についてはサイト運営者が政党に届け、政策の具現化を働きかけていく。いわば、「逆マニフェスト」のサイトだ。
今回のマニフェスト品評会は、これに各政党のマニフェストにある政策を「提案」して、民意を推し量ろうというもの。政策ごとに「賛成」ボタンを用意してコメントともに受け付け、多くの賛同を得られた政策から順番にランキング表示した。
素人である国民が提案する政策と、政党(玄人)の政策を同じ土俵で見ることができるのが、マニフェスト品評会の良さだ。
有権者が政策で判断できる仕組みは、まさにマニフェスト選挙の狙いそのもの。どのサイトの運営者も「有権者がマニフェストを見て一票を投じる、その参考にしてほしい」と口を揃える。