150~300米ドルで売られサポートも充実、との情報も
サイバー攻撃で引き出された情報は、「地下」で売買される。サイバー攻撃に使われる「ツール」も売買されていて、その気になればネットを通じ入手が可能だというのだ。「SQLインジェクション攻撃」が増えたのも、攻撃用ツールが大量に出回っているためではないか、とIPAは睨んでいる。ネットでサイバー攻撃用と思われる「TOOL」を検索すると、おびただしい数の販売サイトが現れる。ただし、現在は削除されているものが殆どだ。過去に海外のメディアが報じた記事を見ると、サイバー攻撃用の「TOOL」は、ロシアなどでは150~300米ドルで売られ、使い方などの「サポート」も充実しているといい、攻撃がどこから仕掛けられているのか掴むのは困難だ。