「選挙が終わったら、党派を超えて、取り組んでいく」
公職選挙法では、選挙期間中に投票依頼のために行う住居や事業所への戸別訪問を禁じている。戸別訪問が買収や脅迫の機会として利用されやすいことがその理由だ。中川氏は、この「足あと」を付ける行為が「戸別訪問」にあたると受け止めているようだ。
「萎縮しすぎなのでは」との声があがりそうなほどの用心深さだが、中川氏は、事務所を通じて
「私の日記に『戸別訪問禁止』に違反するおそれがある、としたのは、私なりに、この分野の専門家と相談して、そのようなアドバイスを頂いた結果です」
とのコメントを寄せた。
なお、中川氏は、日記の中で
「頂いたメッセージを見て、いまのインターネットを使った選挙広報活動を禁止している規制は、国民目線に立っていないと改めて感じました。 インターネットを使った選挙広報活動の解禁は、選挙が終わったら、党派を超えて、取り組んでいきたいと思います」
と、現状への不満を綴ってもいる。
広島4区からは、中川氏以外にも民主新人の空本誠喜(そらもと・せいき)氏(45)と幸福実現新人の沖ゆり氏(54)が立候補しているが、両候補とも8月17日までにウェブサイトの更新を終えている。