内閣府が2009年8月17日に発表した4-6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動を除いた実質ベースで前期(09年1-3月期)と比べて0.9%増となり、年率換算でプラス3.7%となった。5四半期ぶりのプラス成長に転じた。
中国などのアジア向けを中心とした輸出の急回復が寄与しているほか、定額給付金の支給やエコカー減税、エコポイントの導入などの経済政策の効果がみられる個人消費と、公共投資もプラスに働いた。ただ、雇用や所得への不安から、住宅投資は前期比9.5%減少したのが目立った。
内閣府が2009年8月17日に発表した4-6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動を除いた実質ベースで前期(09年1-3月期)と比べて0.9%増となり、年率換算でプラス3.7%となった。5四半期ぶりのプラス成長に転じた。
中国などのアジア向けを中心とした輸出の急回復が寄与しているほか、定額給付金の支給やエコカー減税、エコポイントの導入などの経済政策の効果がみられる個人消費と、公共投資もプラスに働いた。ただ、雇用や所得への不安から、住宅投資は前期比9.5%減少したのが目立った。