緊急地震速報今度は活躍? 東京では30秒の「余裕」

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NTTドコモ、auも同様の着信音付きサービス

   こう見ていくと、速報から実際の揺れまでには、「心構え」はもちろん、色々と出来ることがありそうだ。

   緊急地震速報は、テレビ以外でも受信できる。例えばNTTドコモは07年12月から、特別な着信音付きで速報を配信するサービスを開始。今回も、地震が起きた5時7分に「静岡沖で地震発生。強い揺れに備えて下さい」という内容のメールを配信している。KDDI(au)も08年3月から、同様のサービスを行っている。ドコモもauも、利用には対応機種で簡単な設定が必要な場合がある。ソフトバンクモバイルは09年秋にサービス開始予定だ。

   気になるのが、気象庁が発表してからメールが配信されるまでのタイムラグだが、各社は

「気象庁から発表され次第、速やかに送るようにしています」(NTTドコモ)
「携帯端末によって収容されている交換機も違いますので、ばらつきがあります。一概には言えません」(KDDI)

と話すにとどまっている。

   速報はPCでも受信できる。気象会社のウェザーニュース(千葉市)では、速報専用のソフトを開発。月額315円を支払って会員になった上でPCに専用ソフトをインストールすれば利用できる。速報を受信すると警告音が鳴り、デスクトップ上に警告画面がポップアップ。揺れが来るまでの時間をカウントダウンしてくれる。同社では、

「気象庁発表からのタイムラグはありません」

としている。

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