日本は「老人政党」ばかり 若者目線によるマニフェスト発表

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「世代間格差に本気で取り組んでいる政党はない」

   衆院選を直前に控え、同委員会は「世代間格差の解消」という観点から、自民や民主など主要6政党のマニフェストを評価し、その結果を発表した。しかし、どの政党も上記4分野の平均点が40点以下(100点満点)と厳しい評価にとどまった。民間シンクタンク研究員の小林庸平さんは

「本当の意味では世代間格差の縮小に取り組もうと考えているマニフェストはない。政策以前の問題として、格差解消に向けたビジョンが示されていない」

と批判した。報道関係者が「既存政党は『老人政党』というべきではないか」とたずねると、高橋さんは、

「マニフェストだけを見れば、それに近いようなものがあると思う。われわれ若い世代が格差解消のための具体的な政策を提言したり、政党マニフェストを評価したりすることで、そのような声が政党にも伝わり始めるのではないかと考えている」

と話した。

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