防衛省の広報誌で自衛官向け婚活企画の計画が進んでいる。独身自衛官の写真とプロフィールを誌面に掲載し、交際を希望する読者から手紙やメールを取り次ぐという仕組みだ。出会いが少ない職場環境に配慮した企画だが、実際はマッチョが好き、「迷彩服フェチ」という女性に自衛官はモテモテだそうで、自衛官に限定した婚活パーティはキャンセル待ちになるほどの人気らしい。
基地内「ふれあいパーティ」は婚活の穴場
防衛省の広報誌「MAMOR(マモル)」2009年11月号(9月19日発売)の誌面で、「マモルの婚活」と題し、4ページにわたる婚活企画を行う。異性との出会いを求めている独身自衛官を募集し、顔と全身写真、年収、好みのタイプなどのプロフィールを掲載する。8月7日まで応募を受け付けている。
発行元の扶桑社、高久裕編集長は応募状況について、
「まだそんなに多くありませんが、問い合わせは結構きています。女性自衛官も応募できますよ」
とPRする。
誌面を見て連絡を取りたいという要望があれば、編集部が橋渡しする。
一方、防衛省広報室の担当者は、婚活企画の目的をこう説明する。
「扶桑社から企画を持ちかけられて、可能な範囲で協力しようと思いました。等身大の自衛官を知ってもらい、自衛隊の活動や防衛問題に関心をもっていただくきっかけになれば、と考えています」
自衛官はプライベートで外出する機会に恵まれず、女性との出会いが少ない。それもあって基地内で「ふれあいパーティ」が行われている。個人ブログで「パーティ参加したことがある」と書いている女性もいる。かっこいい自衛官もいて、婚活の「穴場」なのだとか。