三菱「パジェロ」、ピックアップトラックも好調
サブプライムローン問題以降、原油市場への投機資金の流入とドル安傾向により上昇基調が強まり、08年7月に原油相場は1バレル147.27ドルの史上最高値を付けた。オイルマネーで潤ったドバイでは高級ホテルやリゾート開発が進み、高級車も飛ぶように売れた。しかし、一時期30ドル台まで急落し、ここ数か月は70ドル台で推移している。
三菱自動車のSUV「パジェロ」も中近東での販売台数が09年4月から好調で、4月が980台、5月が1030台、6月が1450台、7月が1620台だった。
また、荷台つきの自動車(ピックアップトラック)も、中東で人気が高い。販売台数は4月が1910台、5月が2090台、6月が2240台、7月が2420台と増えている。
ただ、工場を昼夜フル稼働にするかについては、状況をみているところだ、と広報担当者は話していた。