経済産業省が2009年7月30日に発表した6月の鉱工業生産指数（速報、2005年＝100、季節調整値）は前月比2.4%上昇して81.0となった。4か月連続の上昇となり、エコポイント制度やエコカー減税などの効果が表れているとみられる。先行きでは、7月が1.6%上昇、8月は3.3%上昇を予測している。
業種別では、電子部品・デバイス工業が12.5%上昇、鉄鋼業10.1%上昇、化学工業が3.4%上昇した。出荷指数は3.5%上昇して81.7。在庫指数は1.0%低下の95.4となった。
また、同日発表した09年4－6月期の鉱工業生産指数（速報、2005年＝100）は78.3となり、09年1－3月期と比べて8.3%上昇した。上昇は5四半期ぶり。