インターネット専業証券大手5社の2009年4-6月期決算が出揃った。全社が前年同期に比べて減収減益となった。
株式市場の低迷から、主力の株式売買手数料の収入が伸び悩んだことが痛かった。ただ、09年1-2月期に比べると持ち直しており、市場の好転に期待がかかる。
個別では、SBI証券は営業収益が前年同期比10.6%減の124億円、純利益は同18.1%減の23億円。松井証券は営業収益が14.9%減の68億円、純利益は5.8%減の21億円。楽天証券ホールディングスの営業収益は0.3%減の61億円、純利益は12.1%減の13億円。
マネックス証券は営業収益16.7%減の61億円、純利益は34.3%減の14億円。カブドットコム証券は営業収益が5.4%減の42億円、純利益は15.8%減の10億円となった(カブドットコム証券を除き、連結ベース)。