経済コメンテーター・勝間和代さんと歌手の広瀬香美さんがミニブログ「twitter(ツイッター)」を始めた。2人とも開始から数日で1万人以上にフォローされたほか、「ヒウィッヒヒー」や「ふぁぼりんこ」などの流行語を生み出している。
勝間和代、開始数時間でツイッターマスター
「ヒウィッヒヒー」ロゴも登場
勝間さんがツイッターをスタートさせたのは2009年7月17日で、第一声は「いま、ニューヨークのホテルにいます」。アカウントは「kazuyo_k」で、開始初日で3000人以上にフォローされた。フォロワーたちに使い方を教えて貰いながら、開始から数時間でツイッターを他のウェブサービスと連動させるなどしている。
ネットでは「さすがとしか言いようがない」と、勝間さんのITリテラシーの高さに驚く声があがったが、勝間さんはブログで、ネット歴22年で前職も通信会社のアナリストであったことに触れながら、
「好きこそ物の上手なれ、ということでご理解ください」
と綴っている。
勝間さんに誘われて、以前から付き合いのあった「親友」の広瀬香美さんも19日に「kohmi」のアカウントでツイッター開始した。「よくわからないのですが、初心者で、申し訳ありません」と、当初は使い方が分からず困惑していたが、「和代ちゃん」にレクチャーされながら、フォロワーたちと積極的に交流。「土星は、枠があるから、惑星だと思っていました」などの「迷言」が多くのフォロワーに転載されている。
漫画家の西原理恵子さんにもレクチャー
2人のやり取りから幾つか「流行語」が生まれている。その1つが「ヒウィッヒヒー」。広瀬さんが「twitter」のロゴの「t」がカタカナの「ヒ」に見えることに気付き、「twitterの源氏名は、ヒウィッヒヒーに、決定!」と投稿。勝間さんもブログで「ヒウィッヒヒーに大笑いした」と取り上げたことから、2人をフォローしているユーザだけでなく、ツイッターユーザ全体に広がっている。「ツイッター」の言い換えとしてだけでなく、「おはよう、ヒウィッヒヒー!」といったように挨拶代わりにも使われているようだ。
そして、もう1つが「ふぁぼりんこ」。ツイッターでは、気になった発言を「favorite(お気に入り)」として登録する機能があるのだが、これもまた広瀬さんが、
「和代ちゃんは、怖くないですよ!(コレ、ふぁぼりんこしてくださいね。)」
と投稿したことから、「ふぁぼりんこする」といった使い方で流行している。
現在、勝間さんのフォロワーが約1万3000、広瀬さんのフォロワーが約1万1000。驚異的なスピードでフォローされている。広瀬さんは勝間さんのことを「10年ぶりにできた親友」といい、7月24日19時から、この2人に漫画家の西原理恵子さんを加えた3人が食事をする様子を、「毎日jp」がツイッターで中継している。勝間さん、広瀬さんの2人が西原さんにツイッターの使い方を説明しているとのことだ。