「自民党が分裂したら面白い」 ホリエモン、総選挙にコメント

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   ホリエモンこと、元ライブドア社長の堀江貴文さんが2009年7月21日、東京都内で開かれたサイン会に登場し、総選挙についてコメントした。前回総選挙に自民党の支援を受けて出馬した経験をもつ堀江さんは「自民党が分裂したら面白いんですけどねぇ」と独自の見方を披露した。

「日本にはドラスティックな改革が必要」

「若い人の意見にぴったりフィットする政党がない」という堀江さん
「若い人の意見にぴったりフィットする政党がない」という堀江さん

   7月10日発売の『新・資本論 僕はお金の正体がわかった』(宝島社新書)の出版を記念して、東京・有楽町の三省堂書店でサイン会が開催された。水色のTシャツに穴あきジーンズというラフなスタイル。衆院解散の直後ということで、報道陣から「今回の選挙をどうみるか」と質問されると、

「自民党が分裂して、なにか新党ができれば面白いんですけどねえ(笑)」

と期待を述べた。前回総選挙では小泉純一郎元首相の改革路線に共感して出馬しただけに、小泉改革に批判的な現在の世論には同調したくないようだ。

「いまの世の中の流れとして、格差社会がだめだとか、郵政民営化が失敗だったとかいう声が大きいけど、絶対そんなことはない。これからの日本では、なんらかのドラスティックな改革は必要だ」

と改革の必要性を強調した。

「今回は出馬しない」

   そのうえで、

「自民も民主も高齢者優遇の政策になっているが、20代、30代からしたら、高齢者のことばかり考えられても困る」

と既存政党の姿勢を批判。もし若者の意見を代弁する新党が出てくれば、一定数の支持を得られるのではないかと話した。ブログなどで政策に関する発言も目立つ堀江さんだが、「再び出馬というのはないですか?」と聞かれると、

「今回はやらないですね」

と即座に否定していた。

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