「宮崎は踏み台じゃない!何様のつもりだ!」
知事の評判、実際のところどうなのか。県民に聞いてみた。
宮崎市の男性は、
「今回の騒動について、市民は意外に淡々と見ていたと感じます。知事として残ってくれて嬉しい、という人もいますが、かつてのような人気を維持するのは難しいでしょう」
と突き放す。
また、宮崎県の商業関係者は、「知事が国政に行くという話が出たときから、『宮崎は踏み台じゃない!何様のつもりだ!』と思い、怒り心頭だった」と打ち明ける。任期半ばでの転身という無責任さもそうだが、知事に就任以来ずっと応援してきたことに対する裏切りだ、と感じたからだそうだ。
また、転身の相談を東京にいる師匠(ビートたけし)にしたことも、「宮崎県を軽んじている」と感じた。そのため、
「一度失った信頼を元に戻すなんて、そう簡単じゃないでしょうね。これからどう、県民に誠意を見せてくれるかが鍵になるでしょう」
と話した。