株主に「フレンドリー」な企業は資生堂 野村証券調べ

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   野村証券金融経済研究所が調査した、株主にフレンドリー(親切)な企業のトップに資生堂(スコア、84.3)が選ばれた。「フレンドリーな企業」は外国人の株式保有率が高く、日本株の見直し局面ではROE(株主資本利益率)が相対的に高い。かつ情報開示面でのリスクが小さいので、投資対象として「見直される余地は大きいだろう」(ストラテジストの西山賢吾氏)とみている。

   スコアは、野村グループが上場企業400社を対象に算出する株価指数「NOMURA400」の構成銘柄について、「ディスクロージャー(情報開示)、IR(投資家向け広報)」「コーポレート・ガバナンス(企業統治)」「株主還元、株主価値」の3つの分類ごとに23項目を調べて評価した。

   この中から総合点で上位にランクされた76社の過去4年間の株価騰落率を調べたところ、スコアの高い「株主フレンドリー企業」は、株価下落局面での下落率が相対的に小さく、株価上昇局面での上昇率は相対的に高い、良好なパフォーマンスを獲得する実力があることがわかった。

   上位企業は、オムロン(83.6)、アステラス製薬(80.8)、東京ガス(78.0)、アサヒビール(76.0)と続く。

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