経済産業省がまとめた工場の稼働状況を示す稼働率指数(2005年=100、季節調整済み)によると、2009年5月は前年同月比8.0%上昇して72.6となった。上昇率は、前月の10.2%増に次ぐ過去2番目の伸び。生産の上昇傾向を反映して工場の稼働率も上がってきた。
稼働率指数を業種別にみると、輸送機械や鉄鋼、金属製品、電子部品・デバイス、精密機械などが伸びた。情報通信機械は減った。
なお、7月13日に同時に発表した5月の鉱工業生産指数確報(2005年=100)は79.1となり、前月に比べて5.7%上昇した。速報値から0.2ポイント下方修正した。