単純所持が違法の国もあり、「犯罪者となる可能性は防ぎたい」
minoriの酒井伸和社長はJ-CASTニュースの取材に対し、海外や国内団体から「海外で(日本のエロゲーが)問題になっている」と業界に抗議があったようだ、と打ち明ける。海外からのアクセスを遮断した理由については、minoriの全てのタイトルはコンピュータソフトウエア倫理機構(ソフ倫)の審査を受けて販売しているため違法ではないが、海外では禁止されているため販売はしていない。しかも、日本語版のWindows以外では動作させないなど様々な対策を講じている。日本には日本の文化があるように、海外の文化を尊重することは重要で、
「海外において弊社の商品やWebサイトに掲載している画像を単純所持していただけで、当該国において犯罪者となる可能性があるのなら、それは弊社の配慮不足を起因とした問題です」
と酒井社長はアクセスを遮断した理由を説明している。海外ユーザーのことも考えた結果の措置という訳だ。