24時間マラソン 知名度不足ハンター・イモトとは

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   数々の著名人を走らせてきた日テレ「24時間テレビ」名物のチャリティーマラソン。それが今回は、知名度不足とも言えるお笑いタレントに決まった。名物番組が、そんなキャラクターを引っ張ってきたわけは?

3メートルもの大トカゲから走って逃げる

日テレ番組サイトでも発表
日テレ番組サイトでも発表

   2009年8月29、30日放送のチャリティーマラソンにお目見えするのは、珍獣ハンター・イモトことイモトアヤコさん(23)。同じ日本テレビ系の番組「世界の果てまでイッテQ!」に出演しており、太い眉毛メークとセーラー服がトレードマークだ。

   イモトさんは07年11月、50メートルダッシュの番組オーディションに合格。それ以来、番組の看板コーナーで、世界各国の珍獣を追いかけている。インドネシアではコーナー開始早々、肉を引きずっておびき寄せながら3メートルもの巨大トカゲから走って逃げた。08年6月には、アフリカで6メートルものナイルワニと綱引きを演じた。また、09年6月28日には、高山病の危険を克服してアフリカ最高峰のキリマンジャロ登頂を果たしている。

   これまでに世界21か国、地球を5周する距離を回り、チーターと徒競走するなど200匹の動物相手に「ハンター」してきたという。

   マラソン登場は、番組内で6月9日に告げられ、7月5日になって正式に発表された。会見したイモトさんは、24時間テレビは小さいころから見ていて光栄だとして、「今すっごい燃えてます!」と決意を語った。また、走っている途中で眉毛が消えないかと聞かれ、それはあってはならないのでウォータープルーフを使いたいと話した。セーラー服は、体の負担が大きいので着用せず、Tシャツで走る予定という。

   これに合わせてか、7月5日から自らのブログも始めた。トレーニングには、海外ロケの合間をみて6月11日からすでに入っている。

「いくらなんでも知名度が低すぎる」

   珍獣ハンター・イモトさんは、日テレの番組を見ている人には馴染み深い。イモトさんのマラソン登場が発表されると、ブログやミクシィなどで、「応援します」「頑張って!!」との声が相次いだ。

   ところが、イモトさんは、それ以外の出演番組があまりなく、一般への知名度はそれほど高くはない。チャリティーマラソンの最近の登場者を見ると、丸山和也、アンガールズ、萩本欽一、エド・はるみ、と比較的名の知れたタレントが並ぶ。それだけに、ネット上では、イモトさんの人選に不思議がる声も出ている。

   2ちゃんねるなら、「いくらなんでも知名度が低すぎる」「オードリーじゃなかったの」といった書き込みがあった。中には、「経費削減の最たるものだな」「あっ、なるほど!松村が逝きそうになったから」などと憶測する向きも出ている。

   日本テレビの宣伝部に聞こうとすると、担当者が外出中だった。なぜイモトさんを起用したのかは分からないが、日テレの番組「スッキリ!!」では、「ワニが出てくるんだよね」「ヘビを巻いて走ってほしい」と注文が出ていた。知名度不足を補う、何か特別な演出があるのだろうか。

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