「同じ家庭で育った人間の兄弟でも、性格が全然違う」
また、回答データがグラフで表示されていて、例えば「キジトラ」では「甘えん坊」と回答した人が34%、「活発」が9%、「おっとり」が10%。「黒猫」は「甘えん坊」と回答した人が35%、「活発」が9%、「おっとり」が7%と似通っているため、
「グラフを見る限り、どの毛色も性格はそれほど変わらないのではないか」
などと分析している人もいる。
専門家は猫の性格をどう見ているのか。
「猫のブリーダー東京猫ハウス」(練馬区)によると、血統種ごとに性格の特徴はあるといわれているものの、住む環境や、飼い主の躾などにより猫の性格が出来上がっていく、という。
「同じ家庭で育った人間の兄弟でも、性格が全然違ったりすることがありますよね。猫もそれと同じで、同じ種類だからといって似たような性格になるとはいえません」
と話している。だとすると、「毛色と性格」の関連性を見つけ出すのは困難、ということになるが…。