過労死の危険ラインとされる月平均80時間以上の残業をしているとする国家公務員が回答者の8.9%にも上ると、霞が関国家公務員労働組合共闘会議が2009年7月1日、アンケート結果を明らかにした。
それによると、月平均の残業時間は、36.3時間。厚労省の厚生部門が71時間で最も長く、次いで同省労働部門の66時間、経産省の50時間だった。
共闘会議では、霞が関で働く4万5000人のうち4000人が過労死する危険があるとしている。アンケートは3月に、国家公務員の組合員を対象に行い、約3500人から回答があった。