電気自動車への期待もにじむ
ただ、買い時については、富裕層の45%が「いま、ハイブリッド車を買うべきかどうかを迷っている」と回答した。「すぐにでもほしい」という人を含め1年以内に買いたい人は35%で、3年以上先が19%いた。
販売してほしいハイブリッド車として、バッテリーの積載場所の解決が課題になっている「ステーションワゴンタイプ」のほか、ベンツやBMWにも「プリウス」並みのハイブリッド機能を求める声もある。
ハイブリッド車は「過渡期の自動車」との認識があって、二の足を踏んでいる富裕層も少なくないもよう。三菱自動車や日産自動車が力を入れる電気自動車への期待も大きい。
「自動車はますます魅力的になっていくと思う」――。車離れが喧伝される中で、富裕層の67%がそう答えた。