毎日新聞社が2009年6月26日、金融庁の運営するEDINETに提出した08年度の有価証券報告書によると、連結最終損益は前期(22億2800万円の黒字)を大幅に下回る12億1100万円の赤字だった。売上高は前期比約134億円減の2793億3200万円で、営業利益は同約57億円減の11億9700万円。
また、新聞事業単体での業績をみると、最終損益は17億6100万円の赤字(前期は1億7700万円の黒字)。営業損益も25億8400万円の赤字(前期は26億9400万円の黒字)と、厳しい結果となっている。同社は業績等の概況で「新聞業界を覆う不況の影響は顕著であり、不動産事業などは堅調であったもののグループ全体として売上を伸ばすことはできなかった」と説明している。